監督が抜け忍説
現代にも忍者が存在している。
“NIN“と”UN“という敵対する忍者組織の戦いを下忍の雲隠九朗を中心に描いていく。
シュールな日常ギャグと忍者同士のシリアスな戦い、まったく異なる2つの要素が絶妙に絡み合った作品となっている。
制作
原作:花沢健吾
監督:福田雄一
上映開始:2025年1月24日
上映時間:123分
感想
結論から言うと冗長なギャグが印象に残っただけの駄作。
本編はギャグとシリアスなストーリーの2本柱。
どちらの柱も腐敗して倒壊寸前。
なんならギャグに関してはへし折れているといっても過言ではない。
冒頭のアクションは結構よかった。
俳優の演技もキャラ再現度が高くて最初はワクワクしていた。
しかしそのワクワクが気づくとイライラに変わっていた。
ギャグが冗長
原作にもあるギャグシーンが監督好みのダラダラ続くつまらないギャグに改変されている。
そればかりかギャグでもなんでもない場面も無理やりギャグシーンになるよう魔改造されている。
最初は私だけが笑えてないのかなと自分を疑った。
しかしほぼ満席の映画館でギャグシーンなのにクスリとも笑いが聞こえなかったので世間一般的につまらないということだろう。
つまらないだけならまだいいかもしれない。
私的にはつまらないを通り越して不快だった。
ダラダラと同じギャグをこすりつけてくる映像に苛立ちを覚えた。
新手のストレスチェックか?
映画スタッフが監視してて誰かが笑うまでリピート再生でもする気か?と思うくらい同じようなやり取りが続けられる。
物語はギャグの犠牲になったのだ
映画は原作8巻までの物語で構成されている。
2時間ちょっとの映画に話をまとめるのはかなり難しい。
ストーリーの改変は必須だし削れそうなシーンをどんどんカットしていくのは理解できる。
とか思ったけどギャグに時間使いすぎぃ!
監督の自慰行為としか思えないしょうもないギャグに時間使いまくってるせいでストーリーに使う時間がなくなってる。
原作の重要なシーンは一応映画にもあるけどただの名場面集みたいになってる。
話と話につながりが無くて展開が分かりづらくなっている。
良い点は全て役者のおかげ
いいところもちゃんとある。
冒頭の白石麻衣や山崎賢人が外国人と戦うシーンのアクションは見応えのあるものだった。
山崎賢人は原作の九朗の気だるげな感じを上手く演じている印象。
加藤を演じた間宮祥太朗もかっこよかったし、瑛太を演じた坂口亮太郎もキモイ陰キャを再現できていたと思う。
つまりこの映画の良いところは役者の演技だけということになる。
総評:抜け忍が作った映画
福田監督は抜け忍だと思う。
それくらい戦犯。
そもそも話が複雑で2時間程度の映画にまとめるのはかなり難しい映画化だっとは思う。
だからと言ってギャグを自分好みに改変したり、ギャグでもないシーンも改変して無理やギャグシーンにするのはいかがなものだろう。
迷走しているようにしか思えない。
ストーリーも原作の流れを表面上真似てるだけで理解して作っているのか不安になる内容だ。
映画館に行ってもアンダーニンジャは観ずにチュロスを食べて帰ることを勧める。